日が暮れて、空の色が瞬く間に移ろいゆく経過のなんと美しいことでしょう。
今日は曇りがちの晴れでしたが、そういう微妙な天気のためか、
雲に反射する太陽のオレンジが梅雨時の晴れ間を思わせる空模様でした。

そんな空模様の下をいつも通り駆け抜ける銀色電車たちをご覧ください。


2018年5月某日 藤が丘にて 東急8695F
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この場所で、この構図で撮っておきたかったんですよね。
まだ前面が微ブレしていますのでリベンジしたいところ。
8606Fも急行で抑えたいです。

2018年5月某日 藤が丘にて 東京メトロ8119F
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東京メトロ8119Fの頭に背後の夕日が差し込みました。
ブレは収まっていませんが、むしろ疾走感が増したようです。
曲線に合わせて弧を描く蛍光灯や点字ブロック、そして架線ビーム替わりのI型鋼のせいか
藤が丘駅で撮影すると現代美術のような幾何学的な美しさを手に入れられる気がします。
この回の8642Fも架線ビームの影と相まって見とれてしまうほど美しいです。

なお、構図はあえて斜めに構え、よりSF的非日常を演出してみました……
とカッコいいことをいいたいところですが、
単純に急に列車が来たので傾いてしまっただけです……

2018年5月某日 藤が丘にて
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何となく思うのですが、こういう焼けるような力強いオレンジが
梅雨時期特有の夕日のような気がします。
梅雨前線もそろそろうずきだしてきたのでしょうかね。