最近8500系の運用離脱しか話題にできていないような気がします。
それだけ離脱ペースが早いのでしょう。
各所で既報の通り、5月25日をもって8617Fが運用を離脱した模様です。
およそ1年前に消えた8626Fと同様、離脱当日の運用は無く回送されたようです。
5月24日A35Kが最終運用となりました。
5月中に8629Fに続いてさらに1本消えるとは……
それでは過去の雄姿を振り返ってみましょう。
2011年2月某日 二子新地にて 東急8617F
2011年初頭の写真ですから、ここからさらに2回検査を受けていることになります。
2011年5月某日 宮崎台~宮前平にて 東急8617F
恒例の2011年GW時に撮影された宮崎台~宮前平での写真。
先日の8629Fは同日同箇所で半蔵門行きでしたが、こちらは東武動物公園行き。
どちらも定期運用として昔からあるものの、数が少ない行先ですね。
2011年8月某日 たまプラーザにて 東急8617F
2011年12月某日 たまプラーザにて 東急8617F
2012年3月某日 溝の口にて 東急8617F
直通各社の走行距離を考慮すると東武区間がかなり長くなるためか、東武車は田都・半蔵門線内折り返し運用が結構存在します。
T運用を代走すると本来のK運用に比べて線内で見かけやすくなるので、追いかけやすくなるのは嬉しいですね。
2012年3月某日 藤が丘にて 東急8617F
ダイヤが乱れて70Tで代走してたものの、どこかで整理されて結局66Tの代走で戻ってきてしまったようです。
2012年3月某日 青葉台にて 東急8617F
2012年3月某日 梶が谷にて 東急8617F
2012年4月某日 たまプラーザにて 東急8617F
朝のたまプラの光線の良さは折り紙付き。
ホームドアができて撮りづらくなりましたが、今でも人気の撮影地ですね。
2012年11月某日 田奈にて 東急8617F
2014年2月某日 つくし野~すずかけ台にて 東急8617F
青空の下ステンレスボディが映えますね。
2014年6月某日 二子新地にて 東急8617F
一番上の2011年の検査明けから3年ちょっと、またしても検査明けの8617Fを同じ場所で記録。
東武直通車はおよそ3年半程度で検査が回ってきていました。
この年の3月に2020系最初の3本が配置された頃、ちょうど次の検査が目前だった8617Fは、運用を控えて予備に回ったり、朝1往復のような調整運用ばかりについていました。
桜の咲く頃についに田都から卒業か、とささやかれていましたが、2020系は運用増に充てられて難を逃れました。
2018年9月某日 藤が丘にて 東急8617F
2019年6月某日 つくし野~すずかけ台にて 東急8617F
2020年2月某日 梶が谷にて 東急8617F
急行北越谷行きという珍しい運用を流しで上手く決めることができました。
まさかこの写真が最後になるとは思っていませんでしたが、最晩年は意外と遭遇率が低かったのかもしれません。
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さて、これで8本80両まで減ってしまった8500系。
コロナの影響を見込んだダイヤ改正による運用減や2020系の怒涛の投入によって、今年度中にも全滅しそうな勢いです。
今回離脱した8617Fといえば、新製直後に東横線で3連を組んで試運転したエピソードが強烈ですよね。
後にも先にも、東急線内で3連を組んだのはあの時だけのようです。
しかも、長野に行った3連と違って、この時はオールM車の3連を組んでいました。この試運転にはどんな意図があったのでしょうかね?
また、8601Fに組み込まれていたデハ0704が途中から8617Fに転籍していたのも印象的です。
子どものころ出かけた際、往復とも8601Fに遭遇したことが1度あって、その時以来8601Fは思い入れのある編成でした。その頃組み込まれていた車両が、つい先日まで同じ場所で同じように活躍していたのだと思うと、ちょっと感慨深いですね。
そんな車両も最後の時を迎えてしまいました。
Thank you! 8617!
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