続編です。
2009~2012編はこちらからどうぞ。


2013年1月某日 田奈にて 東急8606F
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2013年2月某日 青葉台にて 東急8606F
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2013年2月某日 たまプラーザにて 東急8606F
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なんだかんだ雪との組み合わせも撮りましたね。
ただ、学校や仕事で積もるタイミングになかなか合わなかったのが残念です。


2013年8月某日 青葉台~田奈にて 東急8606F
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2000系との離合も過去のものに。
2000系は一足先に田園都市線を去ってしまいましたね。


2014年2月某日 長津田検車区にて 東急8606F
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積もったもののお休み中の8606F。
貫通扉の渡り板にこんもり積もるのがお約束でした。


2014年6月某日 二子新地にて 東急8606F
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夕陽に照らされて。
軽量車の窓枠がきらりと光るのが8500系の特徴です。

この頃は最後の全検前で幕がかなり汚れれていますが、クーラーは先日の離脱直前に比べるとまだ綺麗。
基本的にいつもはサークルK車でも前回検査から丸4年をめどに検査を受けてましたので、最晩年のような汚れは運用の少ないサークルK車ではあまり見られませんでした。


2014年6月某日 青葉台にて 東急8606F
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急行清澄白河行は、ひる準登場まで夕方上り急行の定番行先でしたが、後に大半が押上までの運転に延長され見られなくなります。


2014年7月某日 梶が谷にて 東急8606F
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この写真も何度載せたことか……
ひる準&渋谷止誕生により運用が飛躍的に増え、サークルK車の終日運用が再び複数本設定されました。
運番も30~33運行が再び非直通運用になっています。その後30・31は消えましたが……

渋谷行きの設定もそれなりにあってボーナス期間でしたね。


2014年12月某日 梶が谷にて 東急8606F
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2015年2月某日 すずかけ台にて 東急8606F
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この写真を最後に関東を離れたため写真が途切れます。

関東に戻ってきた2018年3月頃より再び撮影の機会に恵まれました。
2018年3月某日 池尻大橋にて 東急8606F
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およそ3年ぶりの撮影がまさかの急行渋谷行きなのはなんとも幸先がいいですよね。
東急を代表する種別と行先の組み合わせは広告写真のようでカッコいいのですが、3月末の改正でサークルK車の運用からは外れてしまいました。


2018年3月某日 青葉台にて 東急8606F
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2018年3月某日 青葉台~田奈にて 東急8606F
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2018年3月某日 長津田検車区にて 東急8606Fほか
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まだまだ8500系で埋まる検車区。
2020系は運用開始直前で、ヘッドマークを付けて出番を待っていました。


2018年4月某日 二子新地にて 東急8606F
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田園都市線内ではほとんど撮影できないS字構図。
有名なのは下りホーム渋谷方ですが、晩年は写真のような上りホーム側で撮ることが多かったです。


2018年6月某日 藤が丘にて 東急8606F
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2018年6月某日 江田にて 東急8606F
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2018年10月某日 宮崎台にて 東急8606F
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宮崎台の列車接近表示器と共に。
もはや現存するのはごく一部の駅だけですが、そんな遺物と8606Fの組み合わせはまさに幼少の頃の記憶そのままで……


2018年10月某日 二子新地にて 東急8606F
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2018年12月某日 桜新町にて 東急8606F
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2018年12月某日 用賀にて 東急8606F
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晩年は普通の編成写真も十分とりためたことで、流し撮りや地下区間、夜間の撮影に力を入れていました。
ピントや露出が厳しいのでヒット率も大きく下がりますが、自分の思い描く構図で撮れた時の満足感は大きいものでした。

地下区間を走る8606Fを見ていると、"新玉川線"という懐かしい響きを思い出します。


2019年1月某日 藤が丘にて 東急8606F
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2019年1月某日 つくし野にて 東急8606F
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人身事故により発生した梶が谷行き。
ついに全線ホームドアが完備され、人身事故の話は全くと言っていいほどに聞かなくなりました。
素晴らしい安全施策であるとともに、資産を安全施設への投資に回せたのも8500系の延命のおかげかもしれません。
やはり新車はイニシャルコストがかかりますので、キャッシュフローを考えて本当に安全に寄与するものへの早期投資を選択した結果といえるのではないでしょうか?


2019年4月某日 つくし野~すずかけ台にて 東急8606F
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夜桜✕8606F
美しい……以外の言葉が見つかりません。



2019年9月某日 宮前平~鷺沼にて 東急8606F
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幼少期の地元近く、夕ラッシュの乗客を乗せて宮前平のトラス橋を駆け抜ける8606F。
街中から8500系のうなりが聞こえてきて、ふと目をやると遠くに過ぎ去っていく車両が見える……
そんな光景が幼少期の日常でした。


2020年1月某日 二子玉川にて 東急8606F
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コロナ騒ぎがまだ対岸の火事な頃、ラッシュとは反対方向ながら大勢の乗客が待つ二子玉川に滑り込みます。


2020年1月某日 溝の口にて 東急8606F
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バックに二子玉川ライズを見上げて。
溝の口ホームの灯りを受けてテラテラと前面が輝きます。

こうした最新のビルとの組み合わせはここ最近まで撮影できないパターンでしたので、06Fの長生きぶりがよくわかりますね。


2020年2月某日 田奈にて 東急8606F
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離脱直前、デハ8606の運番がよくズレていましたね。


2020年2月某日 梶が谷にて 東急8606F
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2020年3月某日 鷺沼~たまプラーザにて 東急8606F
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3月中旬、いよいよ国内での感染が広がりを見せ始め、撮影も危ぶまれてきた頃の撮影。
これが8606Fの編成全体を写した最後の写真となりました。
クーラーも赤茶けて、屋根の補修痕も目立ち、この角度から見ると満身創痍といった感じでした。
しかしステンレスボディは偉大で、ホームから見る分には美しいのです。


2020年2月某日 東急8606Fデハ8606車内
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車内もモケットを張り替えて明るく清潔感が増したように思います。
中間の軽量車3両を除き全車更新車ですので、デコラも白の明るいものに張り替えており、サークルKという運用数の少なさも手伝ってか45年物にしては最後まで美しい姿を保っていました。


2020年3月某日 すずかけ台にて 東急8606F
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8606F最後の写真。
桜に囲まれる06Fを撮りたくて、わざわざこの撮影地を選びました。
本当はもっといろんな場所から撮りたかったのですが、コロナ騒ぎが洒落にならない勢いで拡大したため、これが最後となってしまいました。

最後に見たのは4月下旬、仕事終わりに狙って乗車したのが最後です。
この情勢もあって、これが最後という思いで見送りました。


欲をいえばまだまだ撮り足りない、むしろもっといろんな構図で撮ってみたいと構想だけは沢山あるのですが、それももう叶いません。
しかし、これでやっと肩の荷が下りたような感覚、撮りつくしたという感も同時にある、何とも奇妙な心持です。

それだけ力を入れていたということなんでしょう。

まだまだ8500系は残っていますが、これまでのように精力的に撮りに行くことは無さそうです。
コロナ騒ぎが収まって経済活動が再開されれば仕事も忙しくなりそうですし……(笑)

もはや、最後の時まで乗車体験を満喫する時期に差し掛かっているのかもしれません。