史上最速で桜が開花したかと思えば関東に雪が降る異常気象真っ盛りの今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

前回の続き、初代5000系試作品を塗装していきます。

IMG_1338
左は絶賛発売中の5200系晩年タイプです。
今回の5000系5052Fは、まさにこの5200系と同時期に活躍した仕様ですので、並べてお楽しみいただけます。

いきなり塗装完了!といった画像ですが、まあ前回までにサフ吹きまで終わっていますし、単色塗かつ屋根板は別パーツなので特に載せる様子も無く……
前面Hゴムは少々きついようなので発売までに要修正です。
きついためにHゴムが奥まり気味ですね。


そうそう、前頭部の継目消しはある程度しっかりやりました。
IMG_1341
分割ラインの都合上追設雨樋や乗務員室扉手すりを避けながらの面倒臭い作業ですが、やはりここをしっかり成形すると板キット感が消えますね。

サフ吹きのみの段階だとこんな感じでした。
IMG_1325
特にこの形式は、オデコ側面から屋根にかけてRのつく部分に分割ラインがまるわかりになってしまうため、ここだけでも消したいところです。
一枚上の写真と見比べると継目が消えているのがわかると思います。
追設雨樋のあるデハ5038は雨樋を削ったり埋めたりしないように注意していください。

サハ5352・5353 中間車の客扉窓大窓・初期更新車です。
IMG_1343
屋根がしっかり嵌まっていませんが、後で接着します。

雨樋が追設されつつも客扉窓は大窓でサッシはボディと同色という、旧型車特有の複雑な形態差を余すところなく再現いたしました。
サッシの桟は細いので折らないように気をつけましょう。

デハ5052と並べて。
IMG_1344
まるで親子ガエル状態ですが、両者の違いがよくわかります。

さて、他の中間車もご紹介……といきたいところでしたが、ここで問題が💦

エアブラシのノズルが壊れてしまいまして、塗装中断となってしまいました(´;ω;`)
現在メインで使用しているクレオスの新水性塗料アクリジョンは、溶剤臭が大幅に軽減されるものの硬粘度が高く固着しやすいためエアブラシだと詰まりやすく、何度も分解清掃しているうちにノズルのネジをなめてしまいました。

この続きは補修パーツが届くまで今しばらくお待ちください。
いっそ新しいエアブラシを買い足すのもアリですね。


同時並行でサハの床下機器モデリングも行っていましたのでそちらの様子を。
T 5350 5353 大窓 v9
T 5350 5353 大窓 v9-2
さっぱりした床下機器類ですが、空気ダメから伸びる配管類が複雑で地味に面倒でした。
デハは以前製作しましたので、これで床下機器類はモデリング完了です。


さて、今回はエアブラシ不良により消化不良となりましたがこんなところで御仕舞いです。
次回こそ完成させて今月中の発売を目指しますm(__)m
IMG_1339