8月になってしまいましたねー……
学生の頃の感想ですが、夏休みって7月中は気兼ねなく過ごせるんですけど、8月に入るとまだ一か月も休みがあるのに9月に向けてのカウントダウンが始まったようでソワソワしましたよね。
社会人からしてみれば1か月以上の休みがある時点でソワソワも何も無いんですけど……
というわけで、5200系製作の続きです。
ちなみに、5200系登場時3連Ver.はすでにDMMにて販売中でございます。
8/12までセール中ですからぜひぜひお買い求めください!
で、今回はどう続くのかというと、
4連仕様&更新後末期の姿をつくろう!というお話です。
まず、前回までに作っていなかった中間M車のデハ5210を作ります。
ボディそのものはT車のサハ5250と同様ですが、パンタ台を新たに作ってあげなければなりません。
こんな感じで描いていきます。


作業途中の様子です。
使用ツールはほぼスイープ、たまにロフトで仕上げています。
通風器から少し下がる形状もうまく再現できたのではないでしょうか。
問題は鍵外しで、特に妻板に降りるクランク上の形状が不明でした。
で……


最終的にはこんな形状に落ち着きました。
デフォルメも入っていますが概ね雰囲気はあっていると思います。
管径は簡単には破損しない程度に細くしてありますが、引っ掛ければまず間違いなく折れますので、取り扱いには細心の注意を払ってください。
瞬着で保護したり、サーフェイサーや塗料の塗膜で覆うことで強度が若干高まります。
さて、さらに更新末期Ver.もつくっていきます。
5200系は1編成4両しか存在しないものの、時期によってかなり多彩なバリエーションがありました。
今回再現する更新末期Ver.は、1983年以降の姿で、登場時からの変化ポイントは次の通りです。
・客用扉窓小窓化
・窓サッシ改修
・戸袋窓Hゴム化改修
・乗務員扉サッシ改修
・台枠改修に伴う裾部コルゲート2本除去
・デハ5202事故修復に伴う前面裾部コルゲート2本除去
・前面向かって左端部の手すり除去
・前面シールドビーム2灯化
・前面窓Hゴム黒色化
・避雷器更新
・ランボード追加
・列車無線アンテナ追加
と、箇条書きにするとこれだけ変更されています。
この姿では、大井町線5連時代~目蒲線3連時代で2年ほど活躍したのち、上田電鉄に先頭車2両が譲渡されました。
現在でも同様の姿で上田電鉄下之郷車庫と総合車両製作所横浜工場に保存されています。
それでは設計状況です。


シールドビーム2灯化や避雷器、妻板コルゲート削除がまだだったりしますが、おおむね設計できています。
乗務員扉もサッシ形状を改修しています。
登場時

改修

乗務員扉窓は窓押えが一度Hゴム化されており、さらにアルミサッシ?に改修されたようです。
角ばった形状が特徴ですね。
下端のテーパーも再現しております。
戸袋窓もすこし凝った表現にしてみました。

側面から見ると何の変哲も無いのですが、
裏から見ると……

このように戸袋窓だけサッシが内側に引っ込むのです。
これは実車の表現に合わせて再現しています。

ご覧の通り、戸袋窓部だけ上からはめ殺しのような形でHゴム押えのガラスが後付けされているのですね。
これを再現するため、模型では透明プラ板や塩ビ板をこのサッシとボディの間に通すことで、ガラス裏にサッシがあるように見せています。
というわけで本日はここまで。
末期の姿の方が馴染みのある方も多いのではないでしょうか?
次回は試作品の様子をお届けできると思いますのでお楽しみに!
学生の頃の感想ですが、夏休みって7月中は気兼ねなく過ごせるんですけど、8月に入るとまだ一か月も休みがあるのに9月に向けてのカウントダウンが始まったようでソワソワしましたよね。
社会人からしてみれば1か月以上の休みがある時点でソワソワも何も無いんですけど……
というわけで、5200系製作の続きです。
ちなみに、5200系登場時3連Ver.はすでにDMMにて販売中でございます。
8/12までセール中ですからぜひぜひお買い求めください!
で、今回はどう続くのかというと、
4連仕様&更新後末期の姿をつくろう!というお話です。
まず、前回までに作っていなかった中間M車のデハ5210を作ります。
ボディそのものはT車のサハ5250と同様ですが、パンタ台を新たに作ってあげなければなりません。
こんな感じで描いていきます。


作業途中の様子です。
使用ツールはほぼスイープ、たまにロフトで仕上げています。
通風器から少し下がる形状もうまく再現できたのではないでしょうか。
問題は鍵外しで、特に妻板に降りるクランク上の形状が不明でした。
で……


最終的にはこんな形状に落ち着きました。
デフォルメも入っていますが概ね雰囲気はあっていると思います。
管径は簡単には破損しない程度に細くしてありますが、引っ掛ければまず間違いなく折れますので、取り扱いには細心の注意を払ってください。
瞬着で保護したり、サーフェイサーや塗料の塗膜で覆うことで強度が若干高まります。
さて、さらに更新末期Ver.もつくっていきます。
5200系は1編成4両しか存在しないものの、時期によってかなり多彩なバリエーションがありました。
今回再現する更新末期Ver.は、1983年以降の姿で、登場時からの変化ポイントは次の通りです。
・客用扉窓小窓化
・窓サッシ改修
・戸袋窓Hゴム化改修
・乗務員扉サッシ改修
・台枠改修に伴う裾部コルゲート2本除去
・デハ5202事故修復に伴う前面裾部コルゲート2本除去
・前面向かって左端部の手すり除去
・前面シールドビーム2灯化
・前面窓Hゴム黒色化
・避雷器更新
・ランボード追加
・列車無線アンテナ追加
と、箇条書きにするとこれだけ変更されています。
この姿では、大井町線5連時代~目蒲線3連時代で2年ほど活躍したのち、上田電鉄に先頭車2両が譲渡されました。
現在でも同様の姿で上田電鉄下之郷車庫と総合車両製作所横浜工場に保存されています。
それでは設計状況です。


シールドビーム2灯化や避雷器、妻板コルゲート削除がまだだったりしますが、おおむね設計できています。
乗務員扉もサッシ形状を改修しています。
登場時

改修

乗務員扉窓は窓押えが一度Hゴム化されており、さらにアルミサッシ?に改修されたようです。
角ばった形状が特徴ですね。
下端のテーパーも再現しております。
戸袋窓もすこし凝った表現にしてみました。

側面から見ると何の変哲も無いのですが、
裏から見ると……

このように戸袋窓だけサッシが内側に引っ込むのです。
これは実車の表現に合わせて再現しています。

ご覧の通り、戸袋窓部だけ上からはめ殺しのような形でHゴム押えのガラスが後付けされているのですね。
これを再現するため、模型では透明プラ板や塩ビ板をこのサッシとボディの間に通すことで、ガラス裏にサッシがあるように見せています。
というわけで本日はここまで。
末期の姿の方が馴染みのある方も多いのではないでしょうか?
次回は試作品の様子をお届けできると思いますのでお楽しみに!
コメント
コメント一覧 (2)
5200系は多彩なバリエーションがありますので、他のタイプも順次追加していければと思っております。
当ブログでも随時情報を更新して参りますので、引き続きよろしくお願い致します。