一昨日、昨日と続きまして思い出のブルートレインシリーズその3です。
今日は北行きのブルトレをお送りします。
北へ進むブルトレというと大きく分けて3方面に分けられると思います。
一つは東北方面、もう一つが北陸方面で、最後に北海道です。
東北と北陸は古くから存在しましたが、
北海道へは青函トンネルの開通を待たねばなりませんでした。
しかしこの北海道直通という大事件は、ブルトレに、ひいては夜行列車に
新たな可能性をもたらしました。
ご存知の通り北斗星をはじめとする"豪華列車"、"高級志向"という方向性です。
今日のななつ星や四季島、瑞風といったクルーズトレインはその集大成といえるかもしれません。
しかし北斗星に与えられた豪華さは、
日本国でありながら日本離れした土地気候をもつ
北海道へ向かうからこそ似つかわしいのでしょうね。
これが九州方面だと、どうしても車窓に流れるのは良くも悪くも”日本”なのです。
その点北斗星は、豪華な客室と日本離れした車窓の合わせ技で
非日常を演出していたのだと思います。
だから北斗星は成功したのでしょう。
北斗星で目覚めた朝、車窓に現れる広大な平原や内浦湾の輝きは
誰もが心を奪われる光景だと断言できます。
そんな偉大な列車”北斗星”の写真をご覧ください。
2010年3月某日 古河にて EF81 96+24系 寝台特急北斗星

久々に見返すと本当に懐かしい。
田端のEF81も随分と淘汰されてしまいました。
2010年4月某日 古河にて EF81 95+24系 寝台特急北斗星

レインボー塗装の95号機。
もう"レインボー"の由来であるジョイフルトレインの廃止から数えても
ずいぶん長いことこの塗装ですね。
2010年1月某日 古河にて EF81 79+24系 寝台特急北斗星

あまり人気がなかったカシ釜ことカシオペア塗装機。
当初は田端所属機でも調子のよい79・89・92号機が選定されましたが、
このうち89号機は故障でリタイアし、代わりに99号機が選定されました。
そんな好調釜も今では全滅してしまいました。
2013年11月某日 札幌にて DD51+24系 寝台特急北斗星

最後に北斗星に乗車した時の一枚。
これがブルトレとしても最後の乗車となってしまいました。
2013年11月某日 寝台特急北斗星 ロイヤルにて

昨日掲載したはやぶさのシングルDXとは大違いの室内。
木目調の化粧パネルにブラウンのチェック柄のチェアと、センスもよいですね。
この回でも言及しましたが、やっぱりロイヤルはいい部屋ですね。
北斗星は豪華列車を謳っていましたが、
陸路で北海道へと至る長い道のりをいかに充実して過ごせるか、
そういう考え方の造りをしています。
2013年11月某日 寝台特急北斗星 ロイヤルにて

北斗星はJR北海道とJR東日本の両社が客車を保有していました。
2往復時代は1・2号をJR北、3・4号をJR東で担当を分け合い
3往復時代に至っては3・4号の1往復分を北海道編成と東日本編成で分け合っていました。
このようにJR両者が列車の担当を分け合っていましたが、
北斗星の車両仕様においても差別化を図っており、
その仕様は外観から内装、接客設備に至るまで数多存在し、実に複雑怪奇です。
鍵の仕様も様々で、北海道編成のB個室はテンキー式でしたが
A個室は革製キーホルダーつきの鍵で豪華さを演出していました。
そして東日本編成の場合は、上写真の通りA・B個室ともカードキーが採用されていました。
豪華さでは劣るものの持ち帰りが可能だったため、
ちょっとした記念品となったのはうれしかったですね。
北斗星に関して記事を書こうと思えば延々書ける気がするほどネタの宝庫ですが、
本日はこのあたりにしておきましょう。
もうこんな幸せな体験ができないのは実に残念としか言いようがありません。
今日は北行きのブルトレをお送りします。
北へ進むブルトレというと大きく分けて3方面に分けられると思います。
一つは東北方面、もう一つが北陸方面で、最後に北海道です。
東北と北陸は古くから存在しましたが、
北海道へは青函トンネルの開通を待たねばなりませんでした。
しかしこの北海道直通という大事件は、ブルトレに、ひいては夜行列車に
新たな可能性をもたらしました。
ご存知の通り北斗星をはじめとする"豪華列車"、"高級志向"という方向性です。
今日のななつ星や四季島、瑞風といったクルーズトレインはその集大成といえるかもしれません。
しかし北斗星に与えられた豪華さは、
日本国でありながら日本離れした土地気候をもつ
北海道へ向かうからこそ似つかわしいのでしょうね。
これが九州方面だと、どうしても車窓に流れるのは良くも悪くも”日本”なのです。
その点北斗星は、豪華な客室と日本離れした車窓の合わせ技で
非日常を演出していたのだと思います。
だから北斗星は成功したのでしょう。
北斗星で目覚めた朝、車窓に現れる広大な平原や内浦湾の輝きは
誰もが心を奪われる光景だと断言できます。
そんな偉大な列車”北斗星”の写真をご覧ください。
2010年3月某日 古河にて EF81 96+24系 寝台特急北斗星

久々に見返すと本当に懐かしい。
田端のEF81も随分と淘汰されてしまいました。
2010年4月某日 古河にて EF81 95+24系 寝台特急北斗星

レインボー塗装の95号機。
もう"レインボー"の由来であるジョイフルトレインの廃止から数えても
ずいぶん長いことこの塗装ですね。
2010年1月某日 古河にて EF81 79+24系 寝台特急北斗星

あまり人気がなかったカシ釜ことカシオペア塗装機。
当初は田端所属機でも調子のよい79・89・92号機が選定されましたが、
このうち89号機は故障でリタイアし、代わりに99号機が選定されました。
そんな好調釜も今では全滅してしまいました。
2013年11月某日 札幌にて DD51+24系 寝台特急北斗星

最後に北斗星に乗車した時の一枚。
これがブルトレとしても最後の乗車となってしまいました。
2013年11月某日 寝台特急北斗星 ロイヤルにて

昨日掲載したはやぶさのシングルDXとは大違いの室内。
木目調の化粧パネルにブラウンのチェック柄のチェアと、センスもよいですね。
この回でも言及しましたが、やっぱりロイヤルはいい部屋ですね。
北斗星は豪華列車を謳っていましたが、
陸路で北海道へと至る長い道のりをいかに充実して過ごせるか、
そういう考え方の造りをしています。
2013年11月某日 寝台特急北斗星 ロイヤルにて

北斗星はJR北海道とJR東日本の両社が客車を保有していました。
2往復時代は1・2号をJR北、3・4号をJR東で担当を分け合い
3往復時代に至っては3・4号の1往復分を北海道編成と東日本編成で分け合っていました。
このようにJR両者が列車の担当を分け合っていましたが、
北斗星の車両仕様においても差別化を図っており、
その仕様は外観から内装、接客設備に至るまで数多存在し、実に複雑怪奇です。
鍵の仕様も様々で、北海道編成のB個室はテンキー式でしたが
A個室は革製キーホルダーつきの鍵で豪華さを演出していました。
そして東日本編成の場合は、上写真の通りA・B個室ともカードキーが採用されていました。
豪華さでは劣るものの持ち帰りが可能だったため、
ちょっとした記念品となったのはうれしかったですね。
北斗星に関して記事を書こうと思えば延々書ける気がするほどネタの宝庫ですが、
本日はこのあたりにしておきましょう。
もうこんな幸せな体験ができないのは実に残念としか言いようがありません。
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